昨日の続きです。
昨日、もう一つ見たのは「ヴァイオレット・エバーガーデン外伝」です。
あの放火事件のあった京都アニメーション制作です。
正確にいうと、京都アニメーションが募集しているKSエスマというライトノベル新人賞みたいなのがありますが、長年大賞受賞作が出なかった中で、第5回で初の大賞を受賞したのが、この「ヴァイオレット・エバーガーデン」です。
地上波は2018年1月~3月に放送されていたようです。
この映画の外伝は、本編知らなくても、大丈夫です。
なぜかというと、本編を全く見ずに見ましたが、内容は理解できます。
後は、見終わったあとは、かなり謎の感動があります。
このタイトルにもなっている「ヴァイオレット・エバーガーデン」というのは、主人公のフルネームです。
幼い頃に、戦争兵士として育てられ、前線で爆撃を受けて、両手が義手。戦後は、手紙を代筆する仕事をしている。
予備知識は、これだけあれば充分です。
映画は分けていませんが、二章構成になっています。
主人公が一章と二章で違います。本来の主役のヴァイオレットは、ホームズのワトソンのような立ち位置にいます。
一章は、お嬢様の三ヶ月後のデビュタントの教育係として、ヴァイオレットがやってきます。
デビュタントという言葉自体、「老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます」でしか聞いたことがありません。
二章は、一章から3年後。お嬢様が孤児だったときに、同じ境遇の子供を勝手に妹にしていますが、その血の繋がらない妹が主人公です。
郵便局?で、配達の仕事をして、現在消息不明の姉に会いに行くというものです。
ここが感動的でしたね。
この妹は、ヴァイオレットと同じように、エヴァーガーデン家に引き取られたというナレーションが入っていました。
そして、最後のほうに、「ヴァイオレット・エバーガーデン」の新作映画が鋭意製作中というのがありました。
新作映画が延長しているようですが、恐らく、放火事件の犠牲者の大半は、そのスタッフだろうと思われます。