アニメとゲームと趣味を語るブログII

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「ぼくらの七日間戦争」の実写版を見てみた。

 ということで、劇場アニメ公開前にレンタルで見てみました。
 中学校2年の8人が、廃工場跡に立てこもって、学校の指導に抵抗するというものです。
 ただ、見て思ったのは、実際に今これが起こると、いろいろと問題になるのがてんこ盛りにあります。

 例えば、パーマをかけているからと、水道で無理矢理髪を洗わせられたりする生活指導と、デブだからと罵って、懸垂中にキックを入れたりする体育教師。
 今だったら体罰で、懲戒解雇です。

 そんな先生の厳しすぎる指導に反抗して、8人が授業をボイコット。家にも帰らずに、近くの廃工場に立てこもるというものです。
 ちなみに、学校側は、教育委員会に知られることを恐れて、このことを隠蔽。立てこもった親に対しては、「あなたのしつけが悪い」と悪態をつく始末。
 私立でこれは、今ではある意味問題です。

 後から、学級委員長演じる宮沢りえを入れた女子三人組が加わって、11人が立てこもることになります。
 でも、宮沢りえはいいとしても、あとの女子2人の演技が棒でした。
 
 そして、居場所を突き止めた先生と親が説得するも無視。入り口を破壊する実力行使をするも、廃工場の地下から戦車を発掘して撃退。そのことで、警察と機動隊が出動する騒ぎになります。
 強行突入するも、警察と機動隊は罠で全滅。警察に止められるはずなのに、どうやって入ったかわかりませんが、佐野史郎演じる生活指導の先生を始めとする4人も撃退。
 最後は全員で、地下の抜け道で脱出して、花火を打ち上げるというクライマックス。

 そして、翌日。学校に通う11人。「次は国会に花火を上げるぞ」でエンディング。
 お咎めナシ!(粗品ツッコミ)
 ここまで騒ぎを起こしたら、停学処分になっていてもおかしくないですが、そのシーンはカットされていました。
 あと、機動隊が突入するときに、校長が「やれ、やつらを殺せ!」と叫んでいましたが、このセリフも問題です。
 映画では、このセリフに激怒し、野次馬生徒が校長と教頭を追い詰めるのがあります。

 このシーンが、現代版でどれだけ修正されるのかに興味はあります。廃工場に立てこもる理由と最後のお咎めシーンについては、特に注目して見たいと思います。