「ぼくの名前はまん防」
「まん延防止等重点措置」
「GW終わるまで継続だ」
「ステージ4を止めるんだ」
「小さな村から大きな都市まで知事が指定」
「時短命令」
と、ヤンマーの天気予報の替え歌で始まりました。
最近聞かないなと思っていましたが、2014年を最後にスポンサーを撤退したようです。
55年もやっていたとは……
さて、ヤンマーの天気予報は知っていても、ヤンマーがどういう会社か知っている人はあまりいないという事実……
農業用の車を売っているメーカーです。
今日、気まぐれコンセプトを立ち読みしていると、まん防という言葉がありました。
というか、このワードを見たのは初めてです。
まん防と聞いて、最初に思い浮かんだのが、このヤンマーの天気予報でした。
まん防ではなくて、マー坊ですけども。
まん防とは何なのかというと、冒頭の替え歌を読んだら、だいたいわかると思います。
補足すると、今年の2月に決まったことで、ステージ3の段階で、ステージ4に広がるのを抑える措置のことです。
これがステージ4になると、緊急事態宣言になります。
そして、宣言するのは知事で、緊急事態宣言と違うのは、緊急事態宣言は、大阪府、兵庫県と都道府県名しか出しませんが、まん防は、知事が大阪市、東大阪市と市町村単位で決められることです。
あと、時短要請、往来自粛、不要不急の外出を控えるのは、緊急事態宣言と同じです。
店の時短は要請ではなく命令ができることで、違反したら20万以下の罰金。緊急事態宣言は30万円以下の罰金。その中には、カラオケの利用自粛も入ります。
ただ、問題は知名度がないことで、緊急事態宣言の一歩手前の宣言と知られていないことです。
ニュース番組を見ると、早速まん防適用の話題が……
まとめるとこんな感じです。
まん防 緊急事態宣言
発議条件 ステージ3 ステージ4
発案者 知事が指定 総理大臣
範囲 市町村単位 都道府県単位
命令 時短営業のみ 時短営業、休業
違反罰金 20万円以下 30万円以下
個人的には、来店する客が悪いんだから、客に違反金を払わせろよと思いますが。