ふと、そういうことを考えてみました。
今まで映画を見てきましたが、少年系漫画原作のものは、実写になったら爆死する傾向があります。
特にアクション物とかは。
ジョジョの実写は爆死しましたし、「斉木楠雄のψ難」の映画も爆死しています。
「変態仮面」とか「珍遊記」の映画はどうなったんでしょうね。あまり、評判は聞かない以上は、爆死した可能性があります。
「僕のヒーローアカデミア」とか「NARUTO」とか、いや「ONE PIECE」も爆死するでしょう。
ハリウッド版の「ドラゴンボール」は、かなり爆死したようで、原作者の鳥山明も「あれは、ドラゴンボールではない」と酷評しています。
一方で、アクション以外のジャンルで、成功しているのもあります。
例えば「デスノート」。ジャンルは、ミステリーになると思います。どちらかというと、天才同士の頭脳戦が魅力なので、こういうジャンルは成功しやすいですね。
あとは「金田一少年の事件簿」もそうですね。現在、「金田一中年の事件簿」というのが連載されているので、当時金田一を演じていた堂本剛を起用して、続編を制作する動きがあるとかないとか。
あとは「うさぎドロップ」も成功しています。これは、頭脳戦でもミステリーでもなく、三十路男が幼女を引き取って育てるという話ですが、嫌らしさのない人情物、成長物は実写との相性がいいですね。
そういう意味では、現在アニメ放送中の「ひげを剃る。そして女子高生を拾う」も実写化したら成功しそうです。
これは、東京の三十路男が、北海道から家出してきたJKと出会って、共同生活を始めるというものです。
恐らく、2、3年後くらいに実写映画になっていそうな気がします。
あと、友情物、恋愛物もそうですが、実写化でやると失敗するのが、ラブコメです。
「僕は友達が少ない」とかの実写映画は、爆死しました。ラブストーリーはヒットしてもラブコメは爆死するというのは、ジャンル自体が紙一重という気がします。