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第100代総理はわずか10日という短期政権に。

 今日、総理大臣指名選挙が行われ、岸田さんが第100代という大台の総理大臣に指名されました。
 でも、1人だけ高市さんに入れた人がいて、国会から笑いが……
 犯人は、丸山穂高でした。本人がSNSで自供していました。
 個人的には、全然ありだと思っています。岸田さんになるのはわかっているから、一人くらいこういうウケ狙いの人がいても、いいはずです。
 ちなみに、丸山穂高は、去年の総理大臣指名選挙でも、小泉進次郎と指名していました。

 ただ、これは国会議員だから許されることであって、有権者は絶対にやってはいけないです。
 郵政選挙のときだったと思いますが、投票用紙に、泉こなたと書いたのをネットでアップして、2ちゃんねるから叩かれていた人がいました。
 こういう迷惑Youtuberがやりそうなことは、やめましょう。

 そういうことで、総理大臣が決まっても、10日後には衆議院は解散されます。
 衆議院の解散は、衆議院全員が、クビになって無職になるということです。
 なので、クビになって復職するということで、選挙が行われた後は、また総理大臣指名選挙が行われます。
 自民党が勝利することは確実なので、岸田さんが第101代目の総理大臣になることになるわけですが、記念すべき大台の100代目が、わずか10日で終わるとは……

参考 日本国憲法70条 内閣総理大臣が欠けたとき、又は衆議院議員総選挙の後に初めて国会の召集があつたときは、内閣は、総辞職をしなければならない。

 ここで問題です。衆議院が解散した後、内閣、総理大臣のほとんどは衆議院議員なので、もちろんクビになります。
 その翌日に大地震や台風の被害が起こって、対策本部を設置しないといけない場合は、誰が指揮を取るのでしょうか。
 参議院議員議長と思われるかもしれませんが、解散の例外として、前の内閣が指揮を取ることになっています。

参考 日本国憲法71条 前二条(69条、70条)の場合には、内閣は、あらたに内閣総理大臣が任命されるまで引き続きその職務を行ふ。