ということで見てきました。
監督が「たまこまーけっと」の山田尚子ということで見てみましたが、正直女性の友情がテーマと見えました。
ただ、「たまこまーけっと」にあるような意味不明なダンスがあったりしましたが、恋愛シーンとかは一切なかったです。
主人公は人の色が見えるミッション系スクールで寮暮らしをしているのは、おとボクと同じですが、姉妹制度とかはないです。
ただ、オープニングのナレーションがマリ見てのナレーションと同じ「〇〇は〇〇ないように、セーラー服の襟はひるがえないようにゆっくりと歩くのが……」というのがありました。
そして、担任の先生はおばさんのシスター。主人公も教会で十字を切る祈りをしたりとミッション要素がかなり強いです。
そこから、中古書店で働いているミッション校を中退してギターを弾いていた人とバンド経験者と思って声をかけた男性とでバンドを結成するという話。
そして、3人は空き家で集まって練習、文化祭でバンドとして演奏で終わりといういわゆる青春物です。
ただおもしろいのかと言われると正直微妙です。山はありますし、伏線も回収していますけど、バンドを演奏して終わり、そして最後の謎ダンスがあったりと物足りない部分はありました。
そして、色については、特にそういう設定を入れなくても、成立している部分があって、色という設定を活かしきれていないという印象です。
3曲演奏していますが、その中の「水金地火木土天アーメン」は中毒性があって、しばらく耳に残ります。
エンディングクレジットを見ると、やす子の名前がありました。かなりぽっちゃりした寮生のキャラがいましたが、その人だと思います。
エンディング曲が桜井和寿の声だったので、ミスチルかと思ったら、その通りでした。