実は月曜日に映画を見てきました。「カイジ」と「シグナル100」です。
「カイジ」のほうは、最終作で、原作者がゲームの内容を考えて脚本にも参加しているというものです。
原作と違って、舞台は東京オリンピック後。不況でハイパーインフレになっていました。
ビール瓶1つで1000円って、どんなジンバブエなんですか。
ニートじゃなくてブラック企業で働いていますが、給料は7割が会社に持っていかれ、手取りは3割。
帝愛の極悪ぶりは、本当に低愛ですね。
そして、塔の上にある鍵を取るゲームとかありましたし、雇われる感じで、カイジは、人間天秤に参加。
資産を金塊に変えて、その金塊と観客の金貨の重さで資産対決をするというゲームです。
絵画とかも鑑定されて、金塊に変えることができるようです。
どんでん返しぶりは、ギャンブル特有ですが、負けると資産没収。
誰が資産を没収するかというと帝愛ではなく、日本政府です。
借金が1000兆を超えてハイパーインフレ。この状況を解決する方法は、ただ一つ。国民の預貯金を封鎖するしかなくなります。
実際にやったら、安倍さんは、本当にあべし!することですが。
あと、自殺する人向けのゲームとかもありました。10本中9本ははずれで、1本が当たりという命がけのゲームです。
メインは人間天秤ですが、最終作にふさわしい盛り上がりでした。
そして、ネタバレにならないので、映画の最後のカイジのセリフを言うと、
「キンキンに冷えてやがる! 悪魔的だ!」
あれ? このセリフって、映画のCMで言っていたような。
いや「くぅ!うめぇ!」がCMだったような気がします。
どうでもいいですが、ビールを飲むときの表情が最高すぎるので、ビールのCMでこういうセリフを言ったら、売上げが伸びそうな気がします。