アニメとゲームと趣味を語るブログII

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海がきこえる

 イオンシネマで明日まで公開中の映画だったので、見てきました。
 数あるジブリ作品の中で、唯一見ていなかった作品です。
 映画と言いましたが、wikipediaを調べたら、映画ではなく、TVのスペシャルアニメのようです。
 その場限りの単発アニメということで、ジブリ作品であるにも関わらず、金曜ロードショー枠で放送されないわけです。
 そして、唯一のスペシャルアニメでもあります。理由は、アニメの放送枠では、製作費が回収できないからです。
 このアニメは、宮崎監督も鈴木さんも関わっていません。ジブリの若手スタッフを育成させるという理由で、クレジットにジブリ若手スタッフチームというのがありました。

 見た感想は、1993年ということもあって、その時代を感じさせる雰囲気はありました。
 電話は携帯もない時代なので、公衆電話、そして家は黒電話です。旅館のピンクの公衆電話もありました。
 ジャンルは恋愛系ですね。
 地元の大学に行ったと思った彼女を東京で見かけ、そして、大学生になった主人公が、同窓会に出席するために故郷の高知県に帰るために、飛行機に乗るところから始まります。
 そして、中学校、高校のエピソード中心の回想シーンで始まります。
 中高一貫校ということで、中学性の修学旅行は中止、高校の修学旅行はハワイというもの。
 そして、高校2年で、東京から転校してきたのが、メインヒロインの里伽子になります。
 その里伽子のわがままに主人公が付き合わされる漢字のが多いですね。
 修学旅行先のハワイで財布を無くしたから、6万貸したりとか、高知から東京までの旅につきあったりとかして、関係性が縮まっていく感じです。
 ただ、里伽子は性格に問題があります。
 例えるなら、「のあ先輩はともだち」とかリアルで例えると広末涼子とか、何を言いたいのかはわかると思いますが。
 しかも、一緒に東京に行ったことをクラス中にばらすのは、どうかと……
 おかげで、主人公は逆ギレした里伽子から二度もビンタされ、里伽子のことを好きだった友人からは殴られて、和解できないまま卒業という理不尽な学生生活です。

 そして、エンディングは、回想シーンが終わって、同窓会のシーン。
 主人公を殴った友人とは和解、里伽子は来ませんでしたが、東京で再会。
「ああ、俺は彼女が好きだったんだ」で終了。

 ちなみに、宮崎監督は、自分で描けないアニメであることに嫉妬し、次回作の2年後の「耳をすませば」の原動力にしていたようです。
 その「耳をすませば」も、宮崎監督の娘が持っていた漫画を偶然見たところから始まっています。
 そのときに、ジブリの恋愛作品といえば、「海がきこえる」ではなくて、「耳をすませば」だとライバル心をむき出しにしていたと思われます。
 実際、「耳をすませば」のほうが有名になっていますし。

 ところで、この「海がきこえる」ですが、海のシーンが全く出てきません。
 続編が原作にはあるので、原作を読んでみたら、わかるかもしれません。
 ちなみに続編は、武田真治主演で、2年後の1995年のクリスマスにスペシャルドラマとして放送されています。
 wikipediaの情報では、ビデオ化はされていますが、DVD化はされていないようです。