YOUTUBEで見ているのは、転売ヤーざまぁ動画となろうを検証している動画です。
①読者層について
まず、なろうの読者層は、20代中心かと思っていたら、実は30代、40代が中心で、たまに20代後半と50代もいるようです。
TSUTAYAの異世界コミックレンタルコーナーだと、たまにおばさんとおっさんが真剣にタイトルを見ていたりしていますが、読者の1人なわけですね。
で、なぜ30代、40代に多いのか。
答えは簡単で、仕事で疲れているときの癒しです。
なので、簡単に手軽に読めるお話というものを求めています。
よって、三人称よりは、一人称。難解な言葉よりは、簡単でストレスなく読める言葉となってきます。
そのため、「剣の咆哮が魔物を屠った」より「ずぉぉぉぉぉ! 俺の放った一撃で魔物は倒れた」と中学生レベルの文法でいいようです。
理由は、さっきも言いましたが、読者の多くは疲れています。なので、読解力のいるストレスを感じる文章は読みたくないわけです。
なろうには、なろう読者に対する最大限の配慮というか、暗黙のルールがあるようです。
➁長いタイトルが多い理由
なろうといえば、くそ長いタイトルです。
最近は、タイトルの後に、くそ長いサブタイトルもついて、100文字を超えるタイトルも普通にあります。
以前アニメ化された「勇者になれなかった俺はしぶしぶながらも就職を決意しました」もくそ長いタイトルでしたが、なろうは「信じていた仲間達にダンジョン奥地で殺されかけたがギフト『無限ガチャ』でレベル9999の仲間達を手に入れて元パーティーメンバーと世界に復讐&『ざまぁ!』します」レベルの長さが普通です。
理由は、単純で、なろうには、毎日何百という大量の作品が投稿されるので、読者に読んでもらうためには、あらすじレベルの長さのタイトルでないと読んでもらえないからです。
ちなみに、2021年4月時点で、一番長いタイトルは「無駄だと追放された【宮廷獣医】、獣の国に好待遇で招かれる~森で助けた神獣とケモ耳美少女達にめちゃくちゃ溺愛されながらスローライフを楽しんでる『動物が言うこと聞かなくなったから帰って来い?今更もう遅い!』」の134文字です。
長くなったので、今回はこの辺で。次回は流行のジャンルについてです。