二週間続いた東京オリンピックも終わりました。
中止とか反対意見が多く挙がっていた割には、盛り上がったと思います。
スケートボードとかは、10代のメダリストが出たことで、習い始める人が急増しているようです。
そして、オリンピックを期に有名になった人もいれば、名言も出ています。
「兄妹で金」とか「すごいことをやってのけた!」とかは、今年の流行語大賞候補になりそうです。
さて、東京オリンピックは開催してよかったのかですが、個人的には、新たな感動をありがとうという感じです。
ただ、自国で開催するのであれば、直接見たかったです。
自国で開催するというのは、一生の内で一度あるかないかのことだからです。
無観客にしたことで、感染の拡大を防げたという割に、デルタ株の新規感染者が東京で1日5000人以上は出ています。
終わった後に待っているのは、無観客にしたことで残った損失分の支払いと政府の支持率の回復です。
ただ、オリンピックの成功が支持率につながるかというと、「日本政府、オリンピックを開催してくれてありがとう」という気にはならないです。
というより、つながりが見えてこないですね。
しかも、こんなに新規感染者が急増しているのに、カスがやったことは、緊急事態宣言とまん防の発令のみ。
デルタ株の感染爆発はわかっていたことなのに、空き地にプレハブを増設して、ベッド数の確保とかをやっていたら、話は別ですが、そういうことは一切やらずにワクチン任せ。
そのワクチンも受けたくても受けられないどころか、次に入ってくるのは9月末という有様。
つまり、支持率回復がするどころか下がるのが結果として見えています。
恐らく、菅をガースーではなく、カースー改めカスと思っている有権者は多くいるでしょう。
「オリンピックを開催したことは狂気」とか「馬鹿も休み休みいえ」とか書いているニュースもありましたし。
スポーツ新聞ではなく、一般紙でこういうことを書かれていること自体、恥さらしとか思えないです。
ちなみに、「馬鹿も休み休みいえ」とは、海原雄山の口癖……ではなく、
「くだらないことを言うな、ふざけたことを言うのをやめろ、いい加減に馬鹿なことを言うのを止せ」といった意味で用いられる表現のようです。