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文系と理系

 土曜日の新番組ですが、最初は「MIX」です。
 読売系で大々的にCMを流していましたし、タッチの傑作選を再放送していたりしていましたが、前にやっていたから再放送のような気がしてなりません。
 舞台は、タッチと同じ高校。甲子園初出場、初優勝から30年後、弱小高になっていたというやつですね。
 タッチの上杉達也アメリカのメジャーリーグで投手として活躍。南は、新体操からカメラマンに転身していたと思います。だいぶ前に、金曜ロードショーで放送していました。
 それとは、偉い違いがあります。

 見たのは初めてですが、結構面白いです。主人公は双子ではなく、腹違いの兄弟で、誕生日が同じというかなり複雑な家庭です。
 あと、監督が人を見る目がないというのがわかりました。そりゃ、弱小高になります。
 エンディングアニメにパンチが出ていましたね。30年後だとこの世にいないと思いますが。

 夕方ではなく、深夜で新しく始まったのは「僕たちは勉強ができない」
 文系の天才が、理系の大学(天文学)、理系の天才が文系(心理学)を目指すという話。
 この後で、水泳の天才だけど、スポーツ推薦で英語が必修なのに、英語が全くできない人も加わりますけども。

 文系の天才は、作家のほうがむいていますし、理系の天才は、主人公の気持ちを数式で解くとかありえないことをしています。
 実際はどうかというと、文系の自分としては、国語、社会のような暗記系は得意でしたが、数学と物理の数式系が苦手でした。
 友達に理系の人がいますが、暗記系が苦手で、得意科目が数学と物理です。就職試験に出てくる数学の文章問題とか楽勝で解いていましたし。
 あと微分を計算で求めるミクロ経済学の問題も楽勝で解いていました。

 現在、人不足とか言われているIT業界に行きたい人は、適正試験で数学の文章問題が50問くらい出てきますので、理系の職業と言えますね。
 会社によっては、社会の問題も出ていましたね。次の英語の正式名称を書け、で、OPECEUODAとかそういう問題が20問くらい出ていました。


 文系の立場から言わせてもらうと、数学、物理が苦手なのは公式がわからないからではなく、どういう発想で、この数式になるのかがわからないです。
 文章問題にしても、何をxにして、何をyにしたらいいのか、その理屈がわからないので、その発想はどこから出てくるのか、理系の友達に聞いても「直観」とか言うし。
 あと、時折解答を見ても、意味不明な数字が登場して、その数字はどこから出てきたんだ!と突っ込みたくなるのもあります。
 なので、文系の数学攻略法はただひとつ。ひたすら、同じ問題を解いて、解き方を丸暗記しておく。
 それしか方法はないです。

 ミクロ経済学の先生が言っていましたが、「計算は暗記じゃなくて、理屈で覚えるんだ」と、暗記じゃなくて、直観なわけですね。
 と半分、愚痴になってしまいました。
 でも、文系あるあるです。