皆さんは、Qアノンはどのような組織かご存知でしょうか。
多くの人は、トランプを称賛している怪しいカルト集団と思われています。
でも、実際は違います。
元々は、ヒラリー・クリントンが海外に高飛びするとかいうヒラリーを貶めるネット上の書き込みが、2017年10月にあったのが発端となって、フェイクニュースを流した結果、多くの賛同者が集まってできたものです。
それから、2020年5月に、FBIからテロ組織と認定されています。理由は、アメリカ全土に影響力を持っている陰謀論者だからです。
要するに、共和党に加担して、民主党と民主党を支持するハリウッドスターを攻撃する延長線上の存在、一言で言うと、内輪もめです。
ということは、実際に戦っているのは、民主党議員のほうではないのかと思われます。でも、これが、共和党と民主党の分断を生んでいるわけです。
基本的な考えは、
「悪魔崇拝の小児性愛者が支配する世界的なカルト集団を相手に、トランプ大統領がひそかに闘っている」の一言です。
さらに、
「悪魔を崇拝する民主党員や子供の人身売買に関わるエリート、大統領の暗殺を画策するディープステート(影の国家)と密かに戦っている。民主党のエリートやハリウッドスターなどが参加するディープステートのメンバーは、小児性愛者で悪魔崇拝者なのだという。食人も行っている」
要するに、悪魔崇拝をしているロリコン、ショタコンがいるカルト集団があって、そこに民主党議員やハリウッドスターの多くがいて、そことトランプは一人で密かに戦っているようです。中には、トランプを神が遣わせた救世主(メシア)と崇める人もいるようです。
食人もしているなら、ディープステートのメンバーの多くは、人型ヤコブ病(狂牛病の人ヴァージョン)になっていてもおかしくはないですけども。
トム=ハンクスもそのメンバーだと疑われていますが、本人は否定しています。
ここまでは、Qアノンをよく知らない人の説明で、ここからが本番です。
ちなみに、陰謀論者あるあるも交えています。
まず、この説で目につくのが「世界的なカルト集団」、日本人がこれを聞いてまず思いつくのが、フリーメーソンです。
フリーメーソンのメンバーが政治家にいるのは、都市伝説の定番ですけども、民主党議員もそれと同じような感じですね。
ちなみに、トランプもフリーメーソンのメンバーと言われていますが、そこは気にしないんですね。
・陰謀論者あるあるその1 都合の悪いことには、一切耳を傾けない。
1、Qアノンの敵は誰か?
標的は、悪魔崇拝をしているロリコンとショタコンです。「だから、幼女かわええ。ぐへへへへ」、「ひなた、出すぞ」とか「ショタかわいい」は、まず最低人間として攻撃されます。
悪魔崇拝も、キリスト教では「神の教えに背くもの」という理由で弾圧されます。
でも、一つだけ抜け穴があることに気づいていますか。
論理の問題になりますが、「かつ」であって、「また」ではないことです。
つまり、文章を読む限りでは、悪魔崇拝をして、ロリコンとショタコンが対象で、悪魔崇拝をしていないけど、ロリコン、ショタコンや悪魔崇拝をしているけど、ロリコン、ショタコンではない人は対象外ということになります。
しかし、Qアノンは、そんな抜け穴は無視して、悪魔崇拝だけの人もロリコン、ショタコンだけの人も弾圧の対象にしています。
・陰謀論者あるあるその2 抜け穴があると、自分勝手な考えで補正をする。歪んだ考え方になっちゃうのは、IS(イスラム国)と同じですね。
2、ディープステートは、なぜトランプを始末しないのか。
これが一番の問題です。もし、自分がディープステートなら、まずすることは邪魔者を始末することです。トランプは、名前を公表するとまで言ってます。
だったら、真っ先にトランプを始末すれば、邪魔者はいなくなりますし、名前も公表されることはありません。これまでと同じように、アメリカ社会を牛耳ることができます。
それなのに、なぜトランプは生きてるの? というか、暗殺未遂自体聞きませんし。
トランプは、毎日ゴルフ三昧のようですが、ゴルフ場は、暗殺するのにうってつけの場所だったりするんですよね。
こういう批判をしたところで、トランプは神の加護で守られているとか言いそうです。
じゃあ、ローマ法皇のところに行って、奇跡の報告をしてこいよと思うんですが。
・陰謀論者あるあるその3 必ず最後は、救世主が現れて救われる。例え、それが邪神であっても、神と認識する頭の切り替え方。
実は、悪魔に憑りつかれているのは、Qアノンの信者じゃないんですか?
恐らく、救世主のふりをした悪魔が人間の姿をして現れても、Qアノンの信者は、そのことに気づかないという愚かさ。
トランプが、その悪魔だったら? いや、ディープステートが、トランプの偽物を送り込んで来たらどうするんでしょう。
Qアノンの信者は、喜んで偽物に騙されるというのが予測できます。
A.I美空ひばりならぬA.Iトランプという偽物が現れてもおかしくはありません。
でも、ダーウィンの進化論を信じていなかったり、聖書は事実だと主張したり、リトル・グレイという宇宙人は凶暴で、地球を支配しようとしている、死んだら生き返るとか以前から、アメリカではそういう痛い人がいまだにいます。
3 大統領選挙の不正は?
100%ないと断言できます。不正の証拠もなければ、どうやって偽造したのかも謎です。
不正があったと主張している人は、犯人は超能力者とでも言いたいのでしょうか。
根拠がないと誰も信用しないのは、世界の常識です。
「不正はあったんだ! とにかくあったんだ! 陰謀によって不正されたんだ!」
精神論だけで、必死乙!
トランプは、戦争を起こさなかった、北朝鮮の問題点を一切言わなかったことで、会談ができたという実績はありますが、コロナウィルスで20万人の自国民を殺した大量殺戮者であることを忘れてはいけません。
あと、言動が幼稚すぎ!
4 今後のトランプ
ディープ・ステートに殺されないまま、78歳になって大統領選挙に出馬。コロナは既に終息しています。
そのときにまた、トランプ&Qアノン信者 VS 民主党の泥沼の争いが起きます。
わかっていることは、民主党が4年の間にヘマをしなければ、次の大統領は、今の副大統領になると思います。ただ、支持率を失えば、トランプが復活します。
ところで、トランプも高齢です。4年後に当選したとしても、辞めるときは82歳。
後継者がいるのか不明ですが、いなければ、トランプが死んだ時点で、カリスマがいなくなるので、Qアノン信者も勝手に解散するだろうと思います。
あるいは、別の共和党の政治家を持ち上げるフェイクニュースを流しそうです。
それで、アメリカが再び分断すれば、Qアノンはフリーメーソンのように、世界を裏で動かしているといえます。
Qアノンはテロ認定されているので、フェイスブック、ツイッターは、Qアノン関係のブログについては、削除していってるようです。
ただ、デジタルタトゥーと呼ばれるだけあって、消しても拡散されていってるのが現状です。
あと、ネットで見つけたのですが、「ワクチンを打てば、5年以内に死ぬ」とか「それでも、あなたはワクチンを打とうとするんですか?」という明らかに日本のQアノンの信者が書いたと思われる記事をさらしてやろうと思いましたが、既に消されていました。
日本にいるQアノン信者、必死乙!
最後に、妻をコロナで失って、Qアノンの洗脳から解けたという人のネットニュースをあげておきます。こちらになります。
トランプの手の上で踊らされて、救世主と信じたまま、コロナで死んでいったQアノンの信者が、一番のトランプの被害者かもしれません。