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医療崩壊した大阪で新規感染者になると、待っているのは……地獄。

 大阪の医療は、逼迫ではなく完全崩壊しています。
 病床の空はなく、重症化しても入院できない状況です。
 しかも、新規感染者になった場合、病院は診てもらえません。
 自宅療養してくださいで断られます。

 この医療崩壊する大阪で、新規感染者になった人が綴った日記を元に再現した今の大阪の状態が特集されていました。
 それを見ましたが、地獄の日々のようです。
 まず、保健所からPCR検査がどうとかそういう連絡があるのが普通のようですが、その連絡もなく、新規感染して10日以上もほっとかれます。
 こちらから保健所に連絡しても、一切繋がらない状態で、繋がって催促したとしても、電話はいつまでたってもきません。
 理由はただひとつ。医療崩壊しているからです。
 保健所の職員も足りない状態で、新規感染した人から順番に電話しているので、何日間もほっとかれるわけです。
 一緒に暮らしている濃厚接触者のPCR検査も、10日以上経ってからでないとできません。
 なので、新規感染者になると、保健所から連絡が来ないので「自分は見捨てられた」という不安や、味を感じないので、かなり精神的に来るそうです。
 大阪は連日1000人超えが続いていて、恐らく2万人以上そういう日々を送っている人がいると思われます。
 そして、家族感染が広がって、さらに新規感染者が増えるという悪循環が……
 ということで、今の状態で、新規感染するわけにはいきません。ワクチンを接種するのが先か、新規感染するのが先かの究極の二者択一の状態です。

 最後にもう一度言っておきます。
 大阪の医療現場は、完全崩壊しています。新規感染したら、10日以上は精神的に孤独との戦いです。
 こんな状況で、「日本政府のコロナ政策はよくやった!」とか言っている自民党信者の声を聞いていると、
 「バカか!」という感想しか出てきません。
 次の衆議院選挙で、ポエム小泉より先に落とさないといけない政治家は……カースーかもしれません。