テレビのCMで興味を持ったので行ってみました。
ちなみに、公開は9月27日までとなっています。
会場は南港のATCでしたが、会場を探すのが至難の業でした。
3つあるトレードセンターが実は繋がっていて2Fで行き来できるということを知らずに、あちらこちらを彷徨って、ようやく展示ホールにたどり着きました。
中に入ると、有料の音声ガイドサービスがありました。再生すると、音声で詳細を聞けるというものです。
最初は、南北アメリカのミイラからです。ミイラというと、エジプトのミイラが思い浮かびますが、こちらのミイラは、自然乾燥された人間の遺体です。
最初は、ミイラのビデオ解説動画が上映されて、その後、ガラスケースに展示されている本物のミイラを見ることになります。
ただ、自然乾燥物は、頭蓋骨が半分見えていたりとか、苦悶の表情だったりとかがあります。
それを真剣に反対側のガラスケースから見る他の観客……異様な光景でした。
そして、小学生とかも、普通に見ていました。
第2章はエジプトのミイラです。ここからは、包帯を巻いたミイラになります。中には巻いてない遺体も展示してありましたが。
エジプトのミイラは、人の他にも、猫とか鷹とかトンビとかの動物のミイラもありました。
第3章は北ヨーロッパのミイラです。
湿地帯に沈められた罪人のミイラがあるわけですが、なぜか皮だけだったり、頭蓋骨の展示だったりします。
頭蓋骨を元に製作した少女の復元顔というのがありましたが、ヨーロッパ人とほぼ変わらないものでした。
第4章は中国のミイラで、第5章は日本のミイラでした。
え? 日本にミイラなんているの? と思われがちですが、実は自然乾燥のミイラが何体かいるのも事実です。
実際にミイラを調べる専門職とかもあったようです。
そして、即身仏もミイラに入っていました。僧が修行のために、絶命するまでお経を読むというもので、全身が骨になってから、本堂に安置するというものです。
その全身本物の骨が、展示されてます。
最終章がメキシコのミイラになっていました。
ここで目を引いたのが、3人の女性の干し首です。
干し首といえば、アウターゾーンの2話の「幸運の首」が思い浮かびます。
実際の干し首を見ましたが、かなり小さいです。手のひらサイズですね。
あとで、図録を買いましたが、その説明によると、後頭部を半分に割って、そこから頭蓋骨を取り出して、煮るとありました。
「幸運の首」を知っているだけに、若干恐怖感があります。