アニメとゲームと趣味を語るブログII

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シティーハンター エンジェルダストの舞台挨拶

 ということで行ってきました。
 舞台挨拶は、ライブビューイングではなく、この場に来る形です。
 開始は、映画終了後なので、ネタバレありになりそうです。

 映画は、原作の終盤に出ていたエンジェルダストという麻薬を進化させたのが出てきます。
 痛みも感じず、身体強化もするので、戦場では最強の戦士に育つというのがあります。
 そこに出てきたのは、大ボスの海原雄山……ではなく、海原神。
 そして、敵キャラとして登場するのが、スネ夫ジャイアンコンビ。
 作中の曲で「Running to Horizon」が流れていましたね。
 アクションシーンは、かなりの迫力でした。続編がありそうな終わり方でしたし、そのあたりは、舞台挨拶で総監督が含みを持たせた言い方をしていました。

 ここから舞台挨拶の内容です。
 最初は、映画プロデューサーが司会として登場。そして、拍手の中、3人が登場。
 自己紹介ということで、神谷明から冴羽僚の声で、「俺はシティーハンター冴羽僚。昔から信念と……」あとは忘れました。
 ただ、もっこりは言ってなかったのが残念。
 でも、最後に「アレ、おめでとうございます」を言っていたのは笑えました。
 続いて伊倉一恵は、香の声で、「今日もあのもっこりを成敗してやったわ」あと何か言っていましたが忘れました。
 最後に総監督。さすがにセリフは言いませんでしたが、もっこりとスイーツをテーマにしたもっこり罰とスイーツ罰というなかなか笑える内容が……

 最初の質問は、台本を読んでどう思ったか。
 神谷明は「台本にはアクションの細かなシーンまで文章で書かれていて、それを映像で表現しているスタッフの人や我々の声優の演技などで、素晴らしい出来になりました。
皆様、どうでしたでしょうか」とここで拍手が。
 伊倉一恵は、少し意外な回答でした。
「渋谷の舞台挨拶から、今回のヒロインのアンジーに感情移入して、この後はネタバレになるので省略。最後に、「いや、もう過ぎてしまったことなんですけど、アンジーに会いたい。現実には無理なんですけど、そう思えるキャラでした」
 総監督は「最初に脚本家が書き上げたのが、最後のあのシーン。それがかなり納得のいく出来だったので、ああいう結末に」
 そして、海原の足の音について、触れて「海原が来た時に、左右の足音が違っています。最初は同じ足音にしていましたが、締切が明日なのに、寸前で足音を変えた。
 そうすることで、僚にもインパクトのあるように聞こえたので、そのことを土壇場で決断した」というセリフで、「それをその時点で決めれる決断力がすごい」と神谷明は感心していました。

 次はキャストについて
 プロデューサーの仕事は、キャストを選ぶことということで、司会者が中心で話していました。
「アンジーは細かな設定で、いろいろと演じ分けないといけないので、これが声優さんが誰なのか考えたときに、演技の上手い沢城さんが思い浮かんだ」
 その後に伊倉一恵が「沢城さん、後輩なんですけど、共演できてうれしかった。一緒に演じていると私の演技がより一段階上に行きそうな感じがして。さすが、みゆき姫」と爆笑を誘っていました。
 あと「アンジーが幼い時に戻って……」も話していましたが、ネタバレになるので省略。

 そして、敵キャラがスネ夫ジャイアンコンビになった理由が、「ピラルク関智一さんになったのは、関さんがシティーハンターに出たいってずっと言っていて」で笑いを誘うと、伊倉一恵神谷明のほうを向きながら「スタジオでサインねだってましたよね」とさらに笑いが。
 司会の人が、まとめとばかりに「シティーハンター愛を感じ取っていたので、出演することになりました。相方のエスパーダ役が木村昴さんになったのは、まぁ、関さんの相棒ということで」で爆笑。
 そして、「あの国民的というか、ネコ型というかそういうことで」とまたも爆笑。

 あと、脇役キャラを活かしたいということで、木村昴役のキャラが、冴羽涼にやられたときに言ったセリフが「覚えてやがれ!」とまんまジャイアンのセリフ。
 関さんキャラが「なんだ、その覚えてやがれというのは?」というと「いや、なんか言わないといけないような気がしていた」とネコ型のパロディーをやっていましたね。
 ただ、声はジャイアンではなかったです。

 あとルパンと次元が登場するのは、直前で決まったから、セリフ収録したときの絵にはなくて、試写会で初めて知ったこととか。
 他の脇役で、キャッツ・アイの3人が登場しています。今回から、長女の役がアンパン役で有名な女優の戸田恵子になりました。前作は、次女の人が長女の声もやるという一人二役でしたね。

 他にもいろいろとありましたが、総監督がルパン三世の二期のときに作画監督で、ジャケットの色をどうしようか考えたときに、目立つからということで赤にしたところ、それまでのシリーズで一番視聴率がよかった」以降、赤になったというルパンの意外なエピソードも語っていました。

 最後に3人を代表して、神谷明は、「皆様の応援があったからこそです、応援がなかったら、この作品は生まれていなかったです。そして、アレができるようにしましょう。あれで終わりじゃないでしょうし、次、頭の中で考えているんでしょ?」
 総監督を見て爆笑が起きていました。
「皆さんと一緒に作り上げて、アレができるようにお願いします」と次回作の期待を滲ませながら、舞台挨拶は終了しました。